セルフメディケーション(メチオニナーゼ・CPL)

“がんは代謝の異常が
原因だった”

がんの治療には、手術・放射線治療・化学療法、そして免疫療法の4つが代表的とされています。しかし、がんは「代謝の異常によって起こる疾患」という点が注目されています。そのため、これら4大治療を頑張っても、がんの勢いを完全に抑えることは容易にはありません。「代謝の異常にアプローチする」ことはがん治療の奏功を高めます。20世紀初頭にノーベル賞受賞者であるオットー・ワールブルグは、がん細胞が正常の細胞とは異なる特徴的な代謝様式を用いていることを発見しました。その代謝様式はワールブルグ効果と呼ばれています。

1970年代には、当時ハーバード大学の生物学の博士号を取得し現在はカリフォルニア大学外科部門で教授を務めるロバート・M・ホフマン博士が、がん細胞にはワールブルグ効果に加えてもう一つ別の代謝異常があるとして「ホフマン効果」を発表しました。

ホフマン効果とは、必須アミノ酸のひとつであるメチオニン※は、がん細胞は細胞膜をつくる原料として必要とされています。細胞分裂が活発ながん細胞の増殖に関与していると言われているのです。

ちなみに、ターミナル期になると患者さんは食欲が低下し、アミノ酸点滴やプロテインの摂取を行いますが、これらにはがんの栄養となる糖分やメチオニンがたくさん含まれています。

メチオニンは必須アミノ酸の一つでコレステロールを減らす、肝機能を改善するなど様々な生体機能と関わっています。しかし栄養豊富な現代において摂取過多になっていることが推測されます。

これからは4大治療にプラスして、がんの代謝をブロックする2つのサプリメントによる「セルフメディケーション」を推奨します。

だからセルフメディケーションが
大切です
がんが代謝の異常であることがこうして証明されています。
つまりがんの治療に必要なのは、4大治療プラスセルフメディケーションです。
当院では以下の2つのサプリメントを提案しています。

メチオニナーゼ

メチオニナーゼは食事で摂取したメチオニンだけを選択的に阻害してくれるサプリメントです。

メチオニナーゼの作用機序

メチオニナーゼを摂取すると分解されたアミノ酸の中から8割のメチオニンだけを体内に取り込まないようにしてくれるため、生体機能には影響を与えません。メチオニナーゼを摂取すると動物実験の結果3時間後に消化器官中のメチオニンを約80%分解してしまうことが報告されています。

メチオニン制限食の考え方

メチオニンを低減した食事はよくビーガン食に似ていると言われることがありますが、ビーガン食では、大豆や豆類をたくさんとります。しかし、メチオニン制限食では、大豆や豆には豊富な植物性たんぱく質が入っているためこれらを避けます。チーズ、ヨーグルト、牛乳も制限します。メチオニンの摂取量の目安として、ホフマン博士は1㎏の体重で2mgという値を推奨しています。これは、あくまでもがんの増殖を抑えるための推奨値です。50㎏の体重の方は2㎎×50kgとして、1日100mgの推奨値となりますが、この数値は大変厳しい数値といえます。例えば、ささみソテー100gでメチオニンの含有量は1000㎎もあるのです。

メチオニナーゼの購入について

当院では佐藤先生によるセカンドオピニオンを行っています。まずはご相談いただくか以下のメッセージをご参照ください。

CPL

CPLは環状重合乳酸と呼ばれます。ただしその働きは一般的な乳酸とはまったく違いますのでご注意ください。

材料は穀物を原料にしています。CPLは身体の状態に応じて細胞から分泌される健康維持物質の一つです。したがって副作用の危険性がほとんどないと考えられています。しかし生成量があまりにも微量なためサプリメントとして摂取する必要があります。

CPLの歴史

CPLは1982年、がん細胞に関する研究から始まりました。1983年には日本組織培養学会でがん細胞の増殖の抑制、アポトーシスを示すという内容の研究が発表されました。1989年、乳酸が環状に連なったCPLを含む物質が活性成分であることが明らかになったことで、CPLの化学合成に踏み切ります。1994年には培地から全く同じ物質の合成に成功したことで今日私たちが手に取れる製品になりました。

CPLの作用機序

通常がん細胞は酸素を必要としない嫌気性代謝を利用してエネルギーを生成します。
①がん細胞のこの嫌気性代謝を選択的にブロックすることで、がん細胞はエネルギー不足に陥り、アポトーシス(細胞の自然死)へと誘導されていきます。
②CPLはがんの栄養源ともとれるLDH-Kを強く阻害する作用を持っているのでがん細胞へのエネルギー生成経路を遮断します。他方、正常細胞はLDHを使ってATP(エネルギー)を産生します。したがって、CPLは正常な細胞の好気性代謝には影響を与えません。そればかりか免疫細胞のひとつであるNK細胞を活性化することも明らかになっています。

CPLの購入について

当院では佐藤先生によるセカンドオピニオンを行っています。まずはご相談いただくか、下記のメッセージをご覧ください。

佐藤先生からのメッセージ

がんは代謝異常の疾患です。がんには栄養管理を通してコントロールするという考えは既に提唱されています。栄養と代謝をコントロールすることで、がん治療に新しいアプローチができるのです。
放射線で免疫に作用しつつ、遺伝子と代謝の異常はメチオニナーゼとCPLによるセルフメディケーションでがん細胞に対して攻撃的なアプローチを行うことでがんの勢いを封じ込めましょう。
メチオニナーゼとCPLに関しては、わたしが最高研究責任者(CRO)を務めている株式会社BodyVoiceで取り扱いをしています。なお、これらを治療に取り入れた方々にはFDG-PETやメチオニンPETによる効果判定を強く推奨します。