軽度認知障害の検査

早めの画像診断で
認知症は防げる、治せる!

軽度認知障害(MCI)は認知症の手前のことを表し、軽度認知障害の段階で手を打てれば、認知症に発展するリスクを減らすことができます。
厚生労働省の発表によると、2025年には65歳以上の高齢者のうち認知症の人は約700万人(5人に1人)に増加すると予測されています。

認知症対策→ ・軽度で見つける早期発見の検査 ・原因物質の研究をもとにできる備え

大切なのは発症後の治療ではなく、発症前の予防です。
認知症は、早く見つけて、早く予防しましょう!

  • 最近、物忘れが増えてきた
  • 肥満や生活習慣病の恐れがある
  • ご両親やご家族の様子が、少し変わってきたような気がする
頭部PET検査

がんの早期発見で用いられる「PET検査」を利用して脳の画像を撮影し、糖代謝の状況により脳の活動の状況を画像化し確認します。
糖代謝が落ちている場合、超早期のMCIの診断に有効で、定期的に検査することで推移も確認出来ます。

・外来自費検査料金  88,000円(税込)
・MCIドック  110,000円(税込)

※詳しくはこちら
PET-CT の詳細

アルツハイマーPET検査

MCIスクリーニング検査

アルツハイマー病の前段階である軽度認知障害のリスクを判定する血液検査です。アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。この検査ではアミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。

MCIスクリーニング検査

・45歳以上の方
・健康診断・人間ドックのオプション検査としても検査可能
・検査価格22,000円(税込)
・結果については、AからDまでのリスク判定
・二次検査・専門外来へのご案内もさせていただきます


ホモシステイン酸の測定

ホモシステイン酸とは認知機能と相関関係があるとされているマーカーで、血液検査により測定します。
ホモシステイン酸はホモシステインが酸化したもので、多量に体内にある場合に脳神経に影響を及ぼし神経毒※となります。
このホモシステイン酸の数値を定期的に測定することにより、その数値の動きを把握し認知機能の障害を超早期に発見できる可能性があります。
 
※ホモシステイン酸には、アミロイドβを脳の神経細胞内に送り込む作用があるため、ホモシステイン酸の濃度が高くなるにつれ、神経細胞内のアミロイドβの量がどんどん増えていくのです。そして脳の神経細胞内に入り込んだアミロイドβは同じ細胞内にあるタウタンパク質と結びついて固まります。この状態になると、脳の神経細胞内でおこなわれる物質の行き来が遮断され、細胞が正常に機能しなくなり、最終的に多くの神経細胞が死んでしまい、脳が委縮してアルツハイマー病を発症させると考えられています。

・健康診断・人間ドックのオプション検査としても検査可能
・検査価格22,000円(税込)
・検査結果が出るまでに約2カ月程かかる場合がございます

さまざまな論文や研究により、これまで「アミロイドβ」という原因物質が認知症を起こすとされてきた、「アミロイドβ仮説」。それをもとに様々な薬剤も研究もされてきましたが、未だに根本的な治療薬は出てきていない状況です。このような中で、アルツハイマー病の真因は「ホモシステイン酸」というアミノ酸であることを研究している佐賀女子短大の長谷川名誉教授は、この「ホモシステイン酸」の抑制、つまりは体内から減らすことがアルツハイマー病の予防や根本治療につながると論文等にて発表されています。また、ホモシステイン酸を還元・ブロックすることを目的としたサプリメントを開発され、実際にアルツハイマー病の患者様へ6カ月間摂取した結果についても論文にまとめられ発表されています。
この度、長谷川名誉教授と佐藤俊彦先生の共著である本が先月出版されました。著書の中では、認知症をあらゆる角度で捉えています。


「薬いらずで認知症は防げる、治せる!」

著書の内容紹介
◎「キレる老人」は認知症の可能性大!
◎早期発見のカギは「画像診断」
◎ストレスに敏感な女性は、アルツハイマー病になりやすい!
◎ストレスはホモシステイン酸の大好物
◎記憶障害とホモシステイン酸
◎ホモシステイン酸の有害な働き

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