医療関係のみなさまへ
共同利用のご案内《柔道整復師の方へ》ケーススタディ:肘関節系
肘関節系
肩・肘・手関節の検査
炎症関係
外側上顆炎(テニス肘)
大きな誘因なく肘が痛み出した。原因精査のためMRIを撮影したところ、総指伸筋腱の近位端に高信号があり、外側上顆炎に合致する所見だった。
レントゲンとMRIの比較
【主訴】
右肘 屈曲制限++ 内反外反ストレステスト++ 肘外側部圧痛++
【レントゲン】
(みぎ)肘関節に、骨折・骨棘・骨硬化等は認められません。
離断性骨軟骨炎の所見ははっきりしません。
【MRI】
同日のX-pでハッキリしませんでしたが、(みぎ)上腕骨小頭に離断のあることが分かります。骨髄浮腫を随伴。母床と骨片は密接しています。少量の関節水腫が貯留しています。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 離断性骨軟骨炎
右肘 屈曲制限++ 内反外反ストレステスト++ 肘外側部圧痛++
【レントゲン】
(みぎ)肘関節に、骨折・骨棘・骨硬化等は認められません。
離断性骨軟骨炎の所見ははっきりしません。
【MRI】
同日のX-pでハッキリしませんでしたが、(みぎ)上腕骨小頭に離断のあることが分かります。骨髄浮腫を随伴。母床と骨片は密接しています。少量の関節水腫が貯留しています。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 離断性骨軟骨炎
靱帯損傷
レントゲンとMRIの比較
【主訴】
左肘の痛み
左肘の痛み
【レントゲン】
明らかな骨折・脱臼なし。
関節裂隙に異常なし。
【MRI】
ACZ 外側側副靱帯炎上腕骨付着部に、信号上昇があり、側副靭帯損傷の所見です。完全断裂の所見は認めません。
骨梁損傷、骨挫傷の所見は認めません。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 側副靱帯損傷