医療関係のみなさまへ
共同利用のご案内《柔道整復師の方へ》ケーススタディ:肩関節系
肩関節系
肩・肘・手関節の検査
肩腱板損傷
棘上筋腱断裂
一ヶ月前より左肩関節痛・可動性障害ありレントゲンで異常無し、MRI検査にて棘上筋腱の断裂を認める
レントゲンとMRIの比較
【主訴】
左肩の疼痛、運動痛
【レントゲン】
単純Xpでは(ひだり)肩関節に、骨折・脱臼、骨硬化、骨棘等は認めない。
【MRI】
(ひだり)肩甲下筋腱・棘下筋腱・上腕二頭筋長頭腱が、肥厚し信号上昇しています。損傷された状態と思われます。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 腱板損傷疑い
左肩の疼痛、運動痛
【レントゲン】
単純Xpでは(ひだり)肩関節に、骨折・脱臼、骨硬化、骨棘等は認めない。
【MRI】
(ひだり)肩甲下筋腱・棘下筋腱・上腕二頭筋長頭腱が、肥厚し信号上昇しています。損傷された状態と思われます。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 腱板損傷疑い
脱臼
肩関節唇全縁の剥離
肩関節唇全縁の剥離交通事故の例。自転車で通行中に自動車のドアミラーが右腕に当り受傷。右肩関節に痛みがあり、レントゲンでは異常を認められず、MRI検査を行う事になった。肩甲下筋腱下には、関節液貯留が認められ、関節唇前縁の剥離、Perthes lesion が認められた。
レントゲンとMRIの比較
【主訴】
右肩挙上不可、自発痛なし
【レントゲン】
単純Xpで肩関節に変形や脱臼はなく、明らかな異常所見なし
【MRI】
前方関節唇下方では関節窩からの剥離が見られます。肩関節脱臼後の所見と考えられます。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 脱臼後の関節唇損傷
右肩挙上不可、自発痛なし
【レントゲン】
単純Xpで肩関節に変形や脱臼はなく、明らかな異常所見なし
【MRI】
前方関節唇下方では関節窩からの剥離が見られます。肩関節脱臼後の所見と考えられます。
【画像診断結果】
レントゲン → 異常なし
MRI → 脱臼後の関節唇損傷
肩関節前方脱臼
肩関節痛が続き、MRI検査を行う事になった。結果、Hill-Sachs & Bankart lesionsを認め、棘下筋腱の一部の損傷を伴っており、関節水腫も貯留していた。
骨折
肩関節骨挫傷
2m位の高さから落下し、右肩を打撲。右手に違和感がありレントゲンを撮影するも異常は認めず、MRIにて精査を行ったところ、肩甲下筋腱下には、関節液貯留が認められ、関節唇前縁の剥離、骨挫傷が認められた
肩甲骨骨折
道路にて転倒。90度以上の肩関節外転不可。精査のためMRI検査を行い、肩甲骨の骨折を認めた
上腕骨剥離骨折
スキーにて転倒。関節痛が続くためMRI検査にて精査を行ったところ、上腕骨剥離骨折を認めた