2021年12月宇都宮セントラルクリニック

　　　　　　　　　　　　　　　　　※画像をクリックしていただくと拡大されます。

１　アレルギー疾患の患者数は過去30年以上にわたり世界的規模で増加しており、日本

では特にアレルギー性鼻炎/スギ花粉症が増えています。スギ・ヒノキ花粉の飛散量

は1987年から2007年の20年間で約3倍に増加しており、今後も花粉によるアレル

ギー性鼻炎は増加し続ける可能性があります。

２　複数の調査より“乳幼児から高齢者まで国民の2人に1人は何らかのアレルギー疾患

に罹患している“との報告がなされ、「アレルギーは21世紀の国民病」と言えます。

３　アレルゲン免疫療法は従来の薬物療法とは異なり、アレルギー疾患における唯一の

根治療法として有効性や安全性のデータが集積されてきました。

４　最新の喘息予防・管理ガイドライン2021では「すべての重症度において追加療法として

検討すべき」と記載されており、世界保健機関（WHO）の見解でも“喘息やアレルギー性

鼻炎の自然経過を修飾しうる唯一の治療法“と位置づけられています。

　　　　　※画像をクリックしていただくと拡大されます。