この程、ＮＰＯ法人ピンクリボンうつのみや様からのご依頼をいただき、日本乳がん検診精度管理中央機構様にご登録されているマンモグラフィ撮影認定資格をお持ちの栃木県内の診療放射線技師の皆様向けに、トモシンセシス３Ｄマンモグラフィ見学会の開催をさせていただきました。
見学会では合計 5 回、15 名の県内のマンモグラフィに携わる放射線技師の皆様にご参加いただき、大学病院や総合病院、乳腺専門医療機関の技師の皆様と意見交換をさせていただき、医療技術や知識の向上など有意義な時間となりました。
　
また、ある医療機関の技師の方からは患者様から「宇都宮セントラルクリニックでマンモグラフィの検査を受けた時には痛くなかったのに、こちら（その技師の方の）の医療機関でマンモグラフィ検査を受けると何で痛いの？など、患者様から質問を多く受けます」などのお話も伺いました。
　
県内でも少ない装置のため、受診者の皆様方は、「体験して初めて装置の違いがわかる」ことも多くあるようで、「痛み」に直結する「挟む力」についての質問も多くいただき、トモシンセシスの優れた技術について関心を持たれておりました。（ちなみに通常の装置の場合は、１００ N 以上のところ、トモシンセシスは６０ N 以上のため、痛みが軽減されています。通常の 5 分の 3 ぐらいの力で挟みます）
　
今後も見学会など、乳がん検診啓発、啓蒙と、医療技術、知識向上のため、積極的にご協力させていただきたいと思います。
ピンクリボンうつのみやのホームページに活動報告も掲載されていますので、
ぜひご覧く ださい。
http://www.pinkribbon-no-wa.jp/