◇◆◇佐藤代表より新年のご挨拶◇◆◆
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新年あけましておめでとうございます。
今年は、チェンマイで年を越すことができました。
倉持整形外科の前田先生(御年77歳)とゴルフをご一緒させていただきました。
老人に多い、ロコモーテイブ症候群とはまったく縁遠いプレーぶりで、日頃から先生が整形外科医として、ご自身のコンデイションを整えられているのであろうことは容易に想像できました。
また、70歳まではテニスプレーヤーで腕をならされ、70歳からゴルフを習われているそうです。
ゴルフクラブをうまく操るお姿に感銘をいたすとともに、自分の老後に関してもいろいろ学ばせていただきました。
今年は、”原発事故の2015年問題”が?どうなるか?最も心配しているわけですが、医師としてできるだけ情報収集しながら、私にできることを実践していこうと思っております。
http://www.amazon.co.jp/福島原発事故「2015年問題」の真実-その危機は、あなたの体内で深く進行している-佐藤-俊彦/dp/477451411X
休み中に、”もうひとつの核なき世界”堤実果著を読み、日本は唯一の被爆国と言いますが、実際には湾岸戦争以降劣化ウラン弾が大量に使われ、戦地ではその劣化ウランによる被曝により、がんや白血病、小児奇形が多発しているばかりではなく、そこに従軍していた帰還兵たちが帰国後に様々な放射線障害を発病していること、そして日本でも、小泉政権の時にイラクに自衛隊を派遣しているわけですが、一人の戦死者も出さずに無事帰還したと報じられている一方で、放射線被曝による後遺症に苦しみ約30人近い自殺者を出しているということで、唯一の被爆国ではない現状が述べられています。当時のイラクへの自衛隊派遣を監督した柳澤協二氏が”検証・鑑定のイラク戦争”で述べています。
オバマ大統領は、プラハで”核なき世界”の演説をして、ノーベル平和賞を受賞しました。
核弾頭を削減する一方で、核弾頭の処分の中で出てくるプルトニウムの再利用として、劣化ウラン弾を大量生産しています。しかも、これは通常兵器としてカウントされています。
通常兵器による戦闘でも、放射線被ばくを撒き散らかすことになるわけです。
福島第一原発事故の件は、一向に収束していないばかりか?いまも大量な放射性物質がメルトダウンした核燃料から放出され続け、トリチウムに関しては、処分できずに希釈して海へ放出するようです。
”核兵器と原発は双子の兄弟”であることを私たち日本人は、十分体験済みですので、この処理をどうするのか?
これわの処理技術を成長戦略にしていかねばならない状況に置かれています。
医師として、健康被害の実態と対応に関して、今年から活動していこうと思っています。
クリニックのほうは、1月5日より、ドイツシーメンス社製の3T−MRIが3台目として稼働します。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
佐藤俊彦