お知らせ・トピックス

新年おめでとうございます。

宇都宮セントラルクリニック 理事・放射線科医 佐藤俊彦
 
新年明けましておめでとうございます。
2014年は、4月の消費税増税により、決定的にリセッションに入ってしまった感があり、ジョブレスリカバリーとなっています。実質賃金も低下しているようです。
したがって、若い人たちを含む購買層も減少の一途をたどり、デフレは確定なんでしょうが、悪いインフレ(超円安による)を引き起こすことにより、インフレ目標2%をクリアする。これにより、物価だけが上がり、購入は減るという状況になっていくのでしょう。
2017年には、無条件で消費税10%になりますので、病院としてはすべての新規投資を2014年度に実施しました。
ブレストセンターの新規オープン、オンコサーミアの導入、新規MRI導入(SIEMENS3TMRI)と順次実施してきました。
また、遺伝子治療研究所は、3年後の上場を視野に準備を開始しております。
 
ブレストセンターでは、昨年1年間で、約3000例の健診を実施して、9名のがん患者さんを発見しました。外来受診者を含めますと、34例でした。
重要なことは、マンモグラフィのみ、あるいは超音波検査のみで見えたケースが11例あり、マンモグラフィと超音波検査を組み合わせた検診を皆さんに受診していただくことが重要であることを改めて感じました。
また、1年後のフォローアップもきわめて重要で、1年前の検査ではまったく見えていないものが、1年後には1.5cmに成長し、自覚症状で来院されるケースも有りました。したがって、一度受診しても、注意が必要であると思います。
毎年受診を薦めて行こうと思います。
 
オンコサーミアの治療では、大学病院で手術不可能とされた患者さんが、化学療法とオンコサーミアの治療でみるみる腫瘍が縮小しているのがわかります。
PETは、ブドウ糖が高濃度に集まっている病変を検出しますが、ブドウ糖濃度が高いところで温度が上がるようにラジオ波を調整します。具体的には、13.56MHzを用いるのですが、これによりがん細胞だけが加温され、細胞膜の破壊が起こります。
細胞の自死(アポトーシス)を誘発し、悪性細胞の分散を阻止します。また、局所血流が上昇することで、併用薬の効果促進がはかられます。
本来、加温により、がん細胞は自己防衛のために、ヒートショック蛋白を合成して対抗するのですが、細胞膜が破壊されて細胞外に放出されると、ここに免疫細胞が集まってきます。
これにより、がん細胞への免疫反応も活性化しますので、当院では免疫治療の患者さんに積極的に併用を実施しています。

日本で始めての導入になります。

切除困難な膵癌患者さんで、化学療法とオンコサーミアを併用しています。オンコサーミアは、副作用はなくあらゆる癌治療との併用が可能です。
 
3台目のMRIとなるシーメンスのSPECTRAは、女性専用棟に設置しました。これにより、乳房MRIのスムーズな検査の実施や婦人科系の疾患の診療に使うつもりです。また、午後は、男性にも開放して新しい3T-MRIの診療に当たる予定です。
斬新なデザインで、60cmボアなのでその画質の高さに定評があります。
 
“後妻業”は黒川博行さんが書いた本で、京都連続不審死事件の筧千佐子容疑者が逮捕された事件を予測したのではないかといわれるくらい有名になった本ですが、読むとそこには、事件そっくりなくだりが、はっきり書いてあります。
この小説は、別冊文芸春秋の2012.3-11月号に掲載されたもので、千佐子の前夫の死より前にかかれたもので、この事件そっくりであるが、この事件を取り扱ったものではないことがわかります。
要するに、わかってしまえば、手口は簡単で、結婚相談所とぐるになって、老人の遺産を相続していくというもの、男が病気になったときに、病室で秘密裏に殺すことも妻であればできること。
“後妻業”という言葉自体初めて聞いたのですが、弁護士さんの業界用語になっているらしく、この種の商売は売春と並んで珍しい話ではないらしいです。
この事件は、たまたま発覚したわけですが、ほとんどのケースは発覚せずに、闇から闇なんでしょうね。新手の老人ビジネスといえるようです。
 
「資産を持っている老人を狙うて後妻に入る。その老人は死んだら遺産を相続できるやろ」
「寂しい男ほど騙しやすいものはない」
「相談所に来た会員の中で、これという年寄りに小夜子をあてがう。小夜子の手練手管は筋金入りだから、相手はころっと騙される。籍を入れるか入れないかは条件次第だ」
「後妻は入籍前に住民票を移して、狙った相手と同居しているという形を作ります。次に、ドレッサー、ベッド、洋服ダンスを家に持ち込みます。そうして、地域の老人会などに顔を出して、中瀬の妻です、とアピールします」

 
最近は、画像鑑定にも、相続の件がどんどん増えており、遺言書作製に当たってはぜひメディカルリサーチの“意思能力鑑定サービス“をご利用ください。
http://www.medicalresearch.co.jp/mental-appraisal.html
後妻業に関する詳しい資料は、下記URLを参照してください。
http://subaru39.tripod.com/home/sagi/kana4.html
後妻業はあっても後夫業?は無いらしく、これは女性にしかできないビジネスかもしれません。
 
私事ですが、年末に飛蚊症がひどくなり、仕事にも支障があるため、お世話になっている城南眼科の蘇先生にすぐに診察してもらったところ、網膜裂溝の診断で、急遽レーザーで網膜剥離の予防をしてきました。
民主党の岡田さんが、左目の網膜剥離の手術をして会見していましたが、ほっておくと網膜剥離になるために早期の診断が必要です。
岡田さんも、民主党代表戦やら、家業の業績不振やらでいろいろストレスがあったのだと思います。
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLASFL09HG5_09012015000000
健康が重要ですので、なにか心配なことがあれば、いつでもご連絡ください。
 
本年もよろしくお願いします。
 
最後に、もうひとつ・・・
ピケテイ“21世紀の資本論”
2度の世界大戦前は、非常に不平等な社会で、トップ1%に約20%の富が集中していたそうです。大恐慌や世界大戦を通じて、平等化が進み落ち着いていきました。
不平等の原因は、利益率r>成長率gである。
つまり、富を持っている人の所得は、富をすべて投資すれば利益率rで伸びていく。これに対して賃金所得中心の一般人の所得は、GDPと平行して成長するためgで伸びていく。
一昨年は、1%vs99%だったものが、昨年末には、0.01%vs99.99%に変化しているアメリカの所得格差はかなり異常レベルに達しており、戦争・革命・民主化・大恐慌などの大きな変化が迫っているといえると思います。
http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/702de75e164753a5e839cfed05a4e833
原田さんのブログ参考にしてください。




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