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3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)について
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この装置は、1回の断層撮影で任意の高さ裁断面を再構成する撮影技術を使用した撮影装置です。ディテクタが移動するわけではなく、X線管だけが移動しながらパルス状のX線を照射します。このパルス状のX線照射回数分の情報を取り込みますが、照射角度によって左右のズレが生じるため、情報をFBP(Filtered Back Projection)法により、位置情報を計算し、このズレを中心(0°位置)で撮影した位置にシフトし、重ね合わせてボリュームデータとして取り込こみます。
通常、X線管球の振り角が大きく、照射回数の多い方が深さなどの情報量が多くなり有利です。
従来では乳腺との重なりなどで、表示できなかった部位(病変)を観察する事が出来、より詳細な検査が可能となりました。トモシンセシスの特長
新しい概念による撮影法
1回の撮影により得られた画像を再構成し、1mm感覚で表示可能。
日本人に多いとされている高密度乳腺にも有効。
検査時の痛みが軽減
従来では被写体をより薄くして撮影する必要がありましたが、本機種では断層画像を撮るために、圧迫が少なくなりました。
比較画像
同一患者による比較画像。
左図が従来の装置によるマンモグラフィー、右図がトモシンセシス(Tomosynthesis)画像。
トモシンセシス(Tomosynthesis)画像にて腫瘤陰影の指摘が容易にできる。
詳しい内容とお申し込みは下記広告pdfをご覧ください。
投稿日:2013.03.29