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年末のご挨拶

宇都宮セントラルクリニック 放射線科医 佐藤俊彦
 
2015年は、皆様にとってどんな年でしたでしょうか?
私ども宇都宮セントラルクリニックにとっては、大変な飛躍の年でした。
2年前の12月にブレストセンターをOPENして、2年目の今年、なかなか検診受診率も上がらず、事業計画からは実績ベースで乳腺部門の赤字が拡大する中、北斗晶さんの乳癌報道により、突如としてPEMに対するテレビ局からの取材が舞い込みました。これまでに5つの番組で取り上げられ、検査は3ヶ月待ちという状況になり、スタッフ総出で電話対応の毎日です。
 
ポイントは、これまで、トモシンセシスによる検診が重要ですよ、ということで啓蒙活動をピンクリボンうつのみやでも展開してきましたが、トモシンセシスは、1時間に4人しか検査ができず、これが検査件数を増やす取り組みのボトルネックになりました。
解決策としては、女性技師を増員して撮影できる時間を極端に延ばすこと、あるいはもう一台モバイルサービスを頼んで検査機器の数を増やすことです。
女性技師の確保は、至難の業で、各方面からアルバイトの技師さんに入ってもらい、どうにか予約をこなせるようになってきました。
また、私自身が、モバイルサービスの取締役をやっているので、優先的にオリックス フリールのバスをレンタルして、対策しております。
http://www.freeill.co.jp/publicationcar/new.html
 
これは、世界初のデジタルトモシンセシスのバスで、3年前に設備しておきました。
このように、どうにか世の中が追いついてきてくれた訳です。
なかなか、経営者は、自分の予想通りにいかないと焦りも出るものですが、じっくり取り組んでいてよかったと思います。
当院で予約が入らなければ、別の病院で受けていただければいいだけですし、女性の乳癌への関心が高まったのは、事実うれしいことです。
私が理事長を務めているピンクリボンうつのみやhttp://pinkribbon-no-wa.jp/
では、これらの啓蒙をフェイスブックやHPを通して実施しています。私のメディカルクラブのメンバーさんのM氏が、“先生、がんばっているようですね。少しですけど、使ってください。応援していますので!“といって、大金をご寄付いただきました。
本当に大金で驚きと同時に、来年のピンクリボンの活動では、ぜひ、元気な北斗さんをお呼びできればと考えております。
http://pinkribbon.shop-pro.jp/
 
また、今月は、栃木県内のマンモグラフィを撮影している女性技師さん向けに、施設の見学会も実施させていただきました。
今後、県内の医療機関さんとの乳癌に関する精密検査のネットワーク構築も進めていく予定です。
先日、テレビを見たということで来院された患者さんで、印象的だったかたがおります。
左乳頭部から血清分泌物がどんどん出ていて、東京の大学病院を2カ所行ったのですが、病変は認めないということで来院されました。
まずは、がんを疑って、PEM検査を実施するべきですが、がんでない場合は血管奇形やその他の病変も疑って造影MRIが必要です。
当然、いまの保険制度では自費診療になってしまうのですが、3mm大の腫瘤を指摘でき、出血源も確認することができました。当院でも、トモシンセシスおよび超音波検査を実施しましたが、やはり病変を確認できませんでした。
したがって、通常の検査で確認できない場合は、迷うことなく、PEM検査を実施していただくべきと思います。
また、獨協医大の乳腺外科の伊藤先生は、手術前の乳癌患者さんに対して、PET+PEMを実施しています。やはり、PET+PEMを実施して初めて別のがんがあると分かる患者さんがおり、手術前には必ずPET+PEMが必須であると思います。
当院では、常勤医師として、竹原めぐみ先生に赴任いただきました。
http://www.ucc.or.jp/hospital/doctor.html
お気軽に、ご相談ください。
 
さて、今年も、RSNAという学会が、シカゴで開催されました。
学術発表では、乳癌の画像診断がすごい勢いで発表されておりましたが、やはり乳癌の画像診断は奥が深いと思っているところです。
マンモグラフィは、乳房を2方向から挟むのですが、挟めていないところは観察できずにブラインドとなる病変があります。実は、はさみかたが、女性技師さんの腕の見せ所でもあるのですが、必ず、挟み切れない部分があるのです。
したがって、挟まないで撮影する方法が重要となります。
挟まない方法としては、MRIがあるのですが、造影しなければ画像になりませんので、なかなかルーチン検査で実施するわけにはいきません。
そこで考えられたのが、KONING社のBreastCTです。
http://m1.koningcorporation.com/Product.aspx
実物を見てきましたが、

非常に大きな機械で、穴に乳房を入れるだけで、CTが撮影されます。断層画像ですので、ブラインドがなく乳房全体を撮影することが可能です。
読影も、マンモグラフィを読影できれば、問題ありません。
おそらく、デンタルCTの技術があれば、製品化できるものだと思います。
日本でも、どこか?代理店が決まって、国内販売されると思いますが、試験導入を検討したいと思っています。
自費診療の検診部分であれば、十分に使えるものだと思います。
 
それから、なんといっても、PEMでおなじみの半導体PETが、全身用のPETでも実現されたことですね。
http://www.usa.philips.com/healthcare/product/HC882446/vereos-digital-pet-ct
診断のレベルが、MRIの空間分解能に追いついていくところです。
これも、今後導入していかなければならないと思っています。
 
シカゴの帰りに、オーランドによって、ゴルフをしてきました。
なかなかうまくならないゴルフですが、1月にハワイであるコンペに参加予定で、それまでに90回を切れるように準備していきたいと考えています。
sawgrass http://www.tpc.com/sawgrass-dyes-valley-course
Disney Magnolia golf Course ;https://disneyworld.disney.go.com/recreation/magnolia-golf-course/
Grand Cypsress Golf club ;http://www.grandcypress.com/golf_club/ 
Bay Hill Golf Club;https://www.bayhill.com
いずれも、すばらしいゴルフ場で、お勧めです。
今年も、いろいろありがとうございました。よいお年をお迎えください。