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当院代表佐藤俊彦のコラム ~コロナ第2波に関して~

 

コロナ第2波に関して

宇都宮セントラルクリニック 放射線科医 佐藤俊彦

 

コロナウイルスに関しては、年末年始から来春まで再度の流行が予想されます。スペイン風邪の時は次の年の冬の第2波の方が、第1波よりも強毒化していました。現在、先に冬を迎えているヨーロッパでの再度のロックダウンは、変異型コロナウイルスによるもので、現在開発しているワクチンが有効かどうかはまだわかりません。今年の年末年始に変異する遺伝子配列を量子コンピューターで予測して、本来はそれに対するワクチンを作るべきですが、それらのアプローチは実施されておりません。

また、政府が中韓などアジアの国からの渡航者に対する空港での検疫を廃止するというニュースが流れ、これが再流行・第2波の合図だと思います。

https://www.asahi.com/articles/ASNC16TK2NC1UDCB00B.html?fbclid=IwAR3Ph7Fr0dc8ooMIkIWBznUFa-rxBXqVVbIAy25aXKU4zwkntqBnuL7qpo4

これにより、無症状のスーパースプレッダーが入国して、新しいウイルスを国内に大流行させるはずです。中国は、日本人渡航者に対してPCR検査と抗体検査を求めていますので、全く逆のことをしています。中国政府は日本は感染国と認識しているというわけです。これらの誤った政府方針により、集団免疫を獲得する方向に方針転換しているわけですが、Go toトラベルで外出している人々の中には高齢者も多く、高齢者への感染拡大は必須であると思われます。

菅政権は「指定感染症」指定を外すことによって、事実上、緊急事態宣言を解除してコロナをただの風邪にしたかったようですが、その前に北海道などが危険レベルを引き上げたりしてきていますので、解除のタイミングを逸してしまったようですね。

群馬大学の神谷教授が人工合成に成功し、変異を予測するメカニズムやこれらが免疫系をどうやって暴走させているのかを解明をすることで、新しい予防や治療策が出てきそうです。しかし、少なくとも第2波には間に合わないでしょうね。これにより、日本では高齢者の死亡数が急増することが予想されます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c351a66914991d41390f623f0c529f06990f9dad?fbclid=IwAR0hQ_6Mds-dGvlWcAFASmT1iZmb3cYU5jT8Quif5rktG8h1_7566EDOadY

 

コロナとBCG接種に関しては、ポジティブな意見が論文に出てきています。イベリア半島では、スペインはポルトガルの100倍の死亡率なのですが、ポルトガルはBCG接種国で、スペインは非接種国であることから、BCGの追加免疫の方がインフルエンザの予防接種を実施するよりもいいかもしれません。具体的には、ツベルクリン反応を実施して、陰性であればBCGを接種するという方針で良いと思います。

ご検討される方は当院の外来にご相談ください。

変異したウイルスが第2波を作ると考えると、中国で流行した武漢型がミラノ周辺の中国人お針子によってヨーロッパに伝播しました。ヨーロッパで変異したウイルスが米国や中南米に感染拡大し、これが全く異なるウイルスによる変異と考えます。

いま、鎖国状態の我が国は、この強毒化した変異ウイルスの洗礼を受けていませんが、航空機の往来の再開を実施すると国内に入ってくることになるわけです。したがって、海外から入国してくる外国人との接触には注意が必要になるでしょう。日本では今後、年末年始から再度の緊急事態宣言が発令されることも予想されます。それにより、すでに札幌では飲食店の営業時間短縮要請などが再度出ていますが、大都市圏も同様の事態に陥ってくると思われます。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201107-OYT1T50094/

札幌の感染状況が前回も先行指標でしたが、今回も先行指標になってくると思われます。そこに、国際便からの変異型ウイルスがどのように入ってくるのか?東京や関空からの旅行者の追跡とクラスターの発生を追尾して、早期に拡大阻止を実施していかなければなりません。しかし、中国では当たり前の個人の追尾システムなどは日本では機能しておりませんので、やはり無防備であると考えます。

医療機関に対しては、発熱外来を準備するところには支援金が支払われることになっています。これは、事実上のばらまきで、補助金を目当てに発熱外来を設置する医療機関が増えると思いますが、実際には患者が急増すると診てもらえないこともあり得ますので、機能するかどうかは不明です。それよりも、遠隔診療と在宅医療を利用して、往診してもらう方が患者さんにとっては便利かもしれません。また、慢性疾患やがんで通院されている患者様は、発熱外来を持っていない医療機関に受診することをお勧めします。流行期には、発熱外来に集中する患者さんで非常に感染リスクが高くなりますので、なるべく近寄らないことです。

中世のヨーロッパでペストが流行したときに、メジチ家は田舎に避難して難を逃れたことでも有名です。その後の人口減少で、都市を安値で購入し、貿易というレバレッジモデルでルネッサンスを形成していったことはあまりにも有名です。

 

ヨーロッパでは1700万匹のミンクを殺処分しましたね。変異したウイルスが検出されたからで、このように感染宿主を代える度に変異してきますので、殺処分は重要だと思います。もしかすると、さらに別の新しいタイプに変異しているかもしれませんね。

https://www.afpbb.com/articles/-/3313963

現在、私たちが生きている時代は、ちょうど宮澤賢治が生きた時代と符合します。このときも太陽活動の激変期で、黒点数0が続きました。これにより、太陽フレアで守られていた地球が、宇宙からの中間子や宇宙放射線で大きな影響を受けることになります。これが、津波・地震・寒冷化・疫病・噴火などの自然災害が起こる原因となり、飢餓や金融恐慌、そして戦争経済へと激変していくのですが、このあとには金融資本主義が世界中を席巻して、最終のグローバル資本主義まで時代は流れてきたわけです。いま、過ぎ越しの祭りの最中で、次の新しい時代に向けて時代は激変期を迎えているということです。これについては、次号でお書きすることにします。

 

いずれにしても、人生100年時代は、「がんと認知症」との戦いですし、感染症に備えるためにも“免疫”が重要です。

免疫能を高めるために、BAK療法の予防投与や高濃度VC点滴、炎症を抑える還元サプリメントの1969などをお役立てください。

https://ucc.or.jp/hospital/bak

https://ucc.or.jp/consultation/cosmetics

https://www.bodyvoice-healthcare.com/