お知らせ・トピックス

2.18のとちぎ健康セミナー

宇都宮セントラルクリニック 放射線科医 佐藤俊彦

先月、実施した当院主催の第6回とちぎ健康セミナーは、認知症に関する新しい知見をご説明し、それに基づくサプリメントを開発された佐賀大学の長谷川先生にご講演をいただきました。
また、その際にはサプリメントを多数購入された皆様にも感謝申し上げます。

これまで、アルツハイマー型認知症は、アミロイドβが蓄積することで引き起こされると考えられていました。しかし、それ以外の認知症の原因として説明不可能で、むしろそれは結果であって、最近の研究者の間では、別の原因が存在するのではないかとささやかれてきました。これに輪をかけて、大手製薬会社のイーライ・リリー社やメルク社がアミロイドβを溶かす抗体医薬製剤を治験していたのですが、いずれの薬も認知機能の改善を得ることができなく、医薬品研究から撤退を表明したのです。つまり、これまで学会で信じて疑わなかったアミロイドβ仮説が見直しを突きつけられた格好になってきているという訳です。

そんな中、新しい仮説として“ホモシステイン酸”というバイオマーカーが浮上します。これこそ、長谷川先生が、30年かけて見つけたもので、アミロイドβを蓄積させ、神経毒として作用するものなので、これを還元すれば、ホモシステインという無毒のものに変換ができます。この還元サプリメントが、Phenomenon1969というサプリメント製品で、ただいま、たくさんのお問い合わせを頂いております。
https://www.mci-control.jp

また、このホモシステイン酸に関しては、研究の経緯など詳細を本にまとめました。“薬いらずで認知症は防げる、治せる!”という本で、イースト出版から出されております。
ぜひ、一度、本を読んでいただき、長谷川先生のレシピを忠実に製造したサプリメントをお試しください。
http://www.eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2710


現在、私は、UAEのドバイおよびアブダビに視察で来ております。
ドバイには、health care cityというフリーゾーンがあり、ここでの診療には一切の税金がかからないばかりでなく、働く従業員の税金も全て無料です。

したがって、このフリーゾーンで治療を実施すれば、無税での診療や給与所得の免税など様々な特典を得られるわけです。日本からは、さくらクリニックが進出しています。

日本人の在留邦人数は3000人程度で、極めて少ないので、海外の医師を雇用して、外国人診療であれば可能性があると思います。

現在、GDPは年率9%で上昇しており、中国の経済成長率を抜いています。また、ゼネコンも中国がほとんとで、中国人が移り住んできた感があります。
“地球に芸術作品を描くのが、土建屋だ“は、田中角栄元首相の言葉ですが、本当にすごい勢いで、海が埋め立てられています。
ドバイでは、数多くの世界一にお目にかかることができます。
http://yuhkawasaki.com/archives/1127

このエマージングワールドで開催される2020EXPOやオリンピックに期待したいところです。周辺の紛争国から安全なドバイに、人、物、金が集まっている。富裕層が効率よく集まり、それをお世話する裕福でない層の人々が集まる街、そんな感じでしょうか?

医療に関しては、医療のフリートレードゾーンとして、ドバイhealth careシテーが2002年からオープンしています。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kokusaika/downloadfiles/fy25kobetsu/outbound_27.pdf

ドバイは、人口構成が若く、一番の死因は心疾患で、がんは8%にすぎません。ぼくたちの出る幕は、しばらくなさそうです。ただ、フリートレードゾーンなので、世界各国の医師が集合しています。ここでの診療では、無税なので、職員もまったく課税されません。そういう使い方は、まだまだあるんだと思います。

また、マンションを購入した見学者がいたのですが、3つプレビルドで購入して17500万円ほどなんですが、完成と同時に30%上昇しますし、賃貸に出すと12%で回ります。銀行金利は、7%なので、完成までの2年間金利が付きますので、これも大きく日本と投資環境が異なりますね。

砂漠の首長たちは、やはりオイルマネーを背景に、結構スケールの大きな取り組みをしていることが実感できます。
高層ビル群は、ほどんと、シカゴの設計事務所だそうです。これも納得できました。

2018年には、日本がデフォルトして、年金・医療保険が崩壊すると言われていますが、やはりエマージングマーケットへの足がかりはどこかで決断しなければならないかもしれませんね。




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