がん治療のご案内

次世代型の腫瘍温熱療法「オンコサーミア」は、低出力(最大150W)の特定ラジオ波を使用し、悪性腫瘍細胞のみを標的に照射して加温(42℃程度)することで、本来の免疫機能を活性化させて悪性腫瘍を自死(アポトーシス)に導く治療法です。
また、本治療は手術や化学療法、放射線療法、免疫療法等の補完的療法の治療効果も高めます。

ハンガリーセント・イシュトバーン大学サース教授の研究成果

▲ハンガリーセント・イシュトバーン大学サース教授の研究成果

オンコサーミアは低出力のラジオ波を使用するため、ヤケド等の皮膚への悪影響を極めて低く抑えることができます。
治療中は、患部の近くに電極を当てて、専用ベッドに横になっているだけです。
・痛みはありません
・火傷の心配もありません
・60分~90分間横になるだけで終了

旧来の温熱療法では、悪性腫瘍だけでなく周囲の正常組織も含めて「ぼんやり」とラジオ波を照射しました。
それに対しオンコサーミアは、特定のラジオ波を悪性腫瘍の一つひとつの細胞膜だけに定めて照射します。

旧来の温熱治療

強いラジオ波を当てて悪性腫瘍と周囲の正常組織に大きなやけどを負わせて退治する。おおまかでリスクが高く、治療効果は不安定。

 
オンコサーミア

悪性腫瘍の細胞膜を破壊して自死(アポトーシス)を発生させたり、化学療法や免疫療法の効果促進を促す。個人差はあるが効果は安定。

悪性腫瘍の細胞膜にはブドウ糖がたくさん集まっています。研究の結果、この細胞膜には13.56MHzのラジオ波が集まることが判りました。そこで13.56MHzに限定したラジオ波だけを照射することで、悪性腫瘍の細胞膜だけを攻撃・破壊できるようになりました。13.56MHzのラジオ波は悪性腫瘍の細胞膜を選んで集まるので、照射中に多少身体が動いても自動的に悪性腫瘍の位置を追跡します。

13.56MHzのラジオ波が細胞の表面に集まって、細胞の内外に温度差を作り、悪性腫瘍の細胞膜を破壊する

次世代型の腫瘍温熱療法「オンコサーミア」の治療原理である「特定のラジオ波で悪性腫瘍の細胞膜を破壊する」は、ぼんやりと悪性腫瘍を焼いて退治するのではなく、細胞一つ一つにその作用を働きかけるので、その効果は飛躍的に向上します。この悪性腫瘍の細胞膜に限定した破壊は、副作用が無く様々な併用治療(化学療法や免疫療法)の効果促進が期待できます。
・細胞の自死の誘発
・悪性細胞の分散阻止
・併用治療の効果促進作用

ALAとはアミノレブリン酸のことで、最近では「血液を作り元気になる」と評判のサプリメントです。このALAはがん細胞内でポルフィリンを蓄積させ、そこに光や熱を加えると活性酸素を発生し、がん細胞にダメージを与えるという特長を持っています。

ポルフィリン(PPIX)に光や熱を与えると活性酸素を発生し、がん細胞にDAMAGEを与えることが出来る

オンコサーミアは現在、世界で35ヵ国、約350台が導入されていて、その治療効果が広く確認されています。

病名:大腸癌術後再発&腹膜播種

広範囲な腹膜播種が骨盤内にもありますが、上腹部および肝臓に対するオンコサーミア治療により、治療していない腹膜播種の部分も消失※しています。

※アブスコパル効果:オンコサーミア照射により、がん細胞内にヒートショック蛋白が出現し、がん細胞膜破壊後、細胞外に放出され免疫活性が増強される現象

大腸癌術後再発&腹膜播種の治療前と治療後の比較

 

病名:乳がん術後の多発肝転移

オンコサーミアと局所に樹状細胞治療を実施。治療前のCT画像では低吸収領域(黒く丸い部分)が多数ありますが、オンコサーミア治療後にはかなり縮小していることが分かります。免疫細胞は経動脈カテーテル、あるいはオンコサーミア治療中に静注することで門脈血流を上昇させ効果を高めることが可能です。

乳がん術後の多発肝転移の治療前と治療後の比較
1クール・1日おき 計12回。
基本は1クール12回となり、週2~3日の治療となります(病状によって異なる場合もあります)。
1回の治療時間 約1時間
治療料金 100,000円/1回あたり(税別)
※治療前の医師への相談には別途料金が必要です。
初診料 10,000円(税別)/画像診断料:20,000円(税別)
ご記入いただく書類 治療同意書

01 ご予約

HPの予約フォームもしくはお電話にてご予約を承ります。
TEL:028-657-7300ガイダンス後①を押してください。


02 受付・問診

受付にて書類に必要事項をご記入いただきます。問診票は正確にご記入願います。


03 面談・術前PET

医師と面談をし、病状等の確認をします。治療範囲を正確に把握するためにPET検査を行います。


04 治療

担当者から治療に関する説明があります。治療時間は約60~90分です。


05 効果判定

治療の数日後に再度ご来院いただきます。画像検査にて効果確認の判定を行います。


※オンコサーミアは、身体を切開せずに身体の表面からラジオ波を当てる安全かつ痛みを伴わない治療法です。しかし、体内に金属やプラスティックがある場合、温度変化や治療効果に異常をきたす場合も考えられます。万が一の危険を回避するためにも、事前の問診にて手術歴の有無や乳房インプラント等の申告は正確にお申し出くださるよう、くれぐれもお願いいたします。

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